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風邪をひいたわけでもないのに、なんだか喉がイガイガする

風邪をひいたわけでもないのに、なんだか喉がイガイガする

喉がイガイガする…その原因は?


「風邪をひいたわけでもないのに、なんだか喉がイガイガする」

「朝起きたときや乾燥した日に特に気になる」


そんな経験、ありませんか?

喉のイガイガ感にはさまざまな原因があります。


西洋医学から見る喉のイガイガ

 

  • ✅ウイルスや細菌による炎症
     風邪や咽頭炎などで喉に炎症が起こると、痛みやイガイガを感じます。
  • ✅アレルギー反応(花粉・ホコリ・ハウスダストなど)
     喉のかゆみや不快感として出ることがあります。花粉症の時期には特に多い症状です。
  • 空気の乾燥やエアコン
     室内が乾燥すると、喉の粘膜が傷つきやすくなり、イガイガ感が出やすくなります。
  • 胃酸の逆流(逆流性食道炎
     胃の不調が原因で喉まで酸が上がり、炎症を起こすことがあります。
  • タバコや刺激物の影響
     喫煙や辛い物などで喉の粘膜が刺激されることで、違和感が出ることもあります。


【東洋医学から見る喉のイガイガ】

  • 季節の変わり目に起きやすい“乾燥”の影響
     空気が乾いた秋冬には、「肺の潤い」が不足して喉のイガイガや乾いた咳が出やすくなります。
  • ストレスやイライラがたまると起きる喉のつかえ感
     イライラすると「肝の熱」が上に昇り、喉がつまったような感覚になることがあります。
  • 冷たい飲み物や辛い物の取りすぎで胃が荒れているとき
     胃に“熱”がこもると、その影響が上半身(喉)に出て、ヒリヒリ・イガイガを感じることも。


東洋医学では、こうした「内側のアンバランス」が喉の症状として現れると考え、それぞれに合ったケアを行います。

【日常でできるセルフケア】

どちらの視点でも共通して大切なのが、喉を乾燥させないことと体を冷やさないこと。以下のような工夫が効果的です。

  • ①こまめに白湯を飲む(冷たい飲み物は控えめに)
  • ②加湿器やマスクで乾燥対策をする
  • ③のど飴やはちみつを活用する
  • ④辛い物やアルコールは控えめに
  • ⑤寝る前のスマホや長時間の会話は控える

また、東洋医学では「肺」や「胃」、「肝」のバランスを整えることで、喉の不快感を根本から改善していくことも目指します。

喉の不調が続くときは…

風邪でもアレルギーでもなさそうなのに、喉のイガイガが続くときは、体の中のバランスが崩れているサインかもしれません。

そんなときは、鍼灸などで体の巡りを整えたり、体質に合ったケアを受けてみるのも一つの選択肢です。

 

🌿【喉のイガイガにおすすめのツボ4選】

喉のイガイガおすすめツボイラスト画像

① 列欠(れっけつ)

手のひらを上に向け、親指側の手首を見ると、横ジワがあるのがわかります。そのシワから指2本分ほど肘側へ上がったところにあるツボです。骨の内側あたりにあり、喉や呼吸器系の不調に効果的です。空咳や喉の乾燥にもよく使われます。

② 天突(てんとつ)

左右の鎖骨の中央、首の根元にあるくぼみに位置するツボです。喉の違和感やつまり感を和らげるツボとして知られており、風邪の初期症状や咳にも使われます。やさしく触れる程度の刺激で十分です。

③ 合谷(ごうこく)

手の甲側で、親指と人差し指の骨が交わる場所にあるツボです。押すと少し痛みを感じるポイントがあります。万能ツボとも呼ばれ、喉だけでなく頭痛や鼻づまり、免疫力アップにも役立ちます。反対の手の親指でゆっくり押すとよいでしょう。

④ 少商(しょうしょう)

親指の爪の外側(人差し指側)にある、爪のきわの部分にあるツボです。刺激は強くなくてよく、軽くつまんだり、爪楊枝の丸い反対側でトントンと刺激する程度でも効果があります。喉がヒリヒリする、風邪っぽい初期症状におすすめです。

 

💡押し方のポイント

  • 強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じる強さで5〜10秒を数回。
  • お風呂上がりやリラックス時に行うのがおすすめです。
  • 特に「列欠」と「天突」は喉の乾燥感やイガイガに効果的です。

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