秋は乾燥がひどくなりやすい【症例】

こんにちは、癒鍼堂治療院院長の辻です。当院で鍼灸を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、秋は乾燥がひどくなりやすいです。
■来院された方:羽曳野市在住・50代・女性
■主な症状:咳、肌の乾燥、かゆみ。
来院までの経緯
2週間ほど前から「喉のイガイガと空咳」が続き、夜も咳で眠れない日がありました。
また、同時に肌の乾燥とかゆみも強くなり、化粧水をつけてもすぐに乾いてしまうとのこと。
季節の変わり目で体調を崩しやすく、例年この時期になると咳や喉の不調が出るそうです。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- かゆみ
- 肌の乾燥
- 咳
初回来院時の体の状態
- 肺の潤いが不足して、喉や皮膚に乾燥症状が出ている
- ストレスや緊張により気の巡りが悪くなり、症状が長引いている
- 「肺陰虚(はい いんきょ)」+「気滞(きたい)」
施術経過
■1回目~3回目(1週に1回ペース)
喉の乾きが和らぎ、夜の咳が軽減。
4回目~5回目(2週に1回ペース)
肌のかゆみも落ち着き、顔のトーンも明るくなりました。
朝の深呼吸が気持ちよくできるようになった」と笑顔で話されていました。
この方にいただいた感想
秋になると毎年喉の乾燥と咳が続いていましたが、今回は特に夜がつらくて来院しました。
鍼のあと、喉の奥がスッと通る感じがして、呼吸が楽になりました。
肌も少しずつ潤ってきて、朝の粉吹きがなくなったのがうれしいです。
季節ごとに体を整えることの大切さを感じました。
院長から
当院ではこの方のように、原因がよく分からず困って頼って来られる方が多くいます。どの方が来られてもそうですが、まずは詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。
今回のケースは、【1】熱を鎮める【2】肺を潤す【3】気を巡らせるの順番で少しずつ身体を整えていきました。
秋の乾燥は肌だけでなく、呼吸器や心の潤いにも影響します。
早めにケアをしておくことで、冬の冷えや風邪にも強い体になります。
咳や乾燥が続く方は、ぜひご相談ください。
