歯ぐきの腫れは体からのサイン
【歯茎の腫れは体からのサイン】
「歯茎が腫れて痛い」「血が出やすい」そんなとき、歯ブラシや歯医者さんのケアも大切ですが、東洋医学では 体のバランスの乱れ が原因になると考えます。
歯茎は「粘膜」や「骨」と深くつながっているため、胃や肝臓、腎臓の働きの影響を受けやすい場所なのです。
【東洋医学で考えられる原因】
- ✅食べすぎ・飲みすぎで胃に熱がこもる
辛い物・油物・アルコールなどで「胃に熱」がたまると、歯茎が赤く腫れて口臭も出やすくなります。 - ✅ストレスでイライラ → 肝に熱が上がる
精神的にピリピリすると「肝の気」が頭の方へのぼり、歯茎の腫れや出血につながります。 - ✅腎が弱ると歯や歯茎も弱る
東洋医学では腎は「骨」をつかさどるとされます。慢性的な歯茎の腫れや歯のぐらつきは腎の弱りサインかもしれません。
【セルフケアのポイント】
- ①食事は腹八分目、油っこい物・お酒・甘い物を控える
- ②夜更かしを避けて、しっかり休養をとる
- ③ストレス解消に軽い運動や深呼吸を取り入れる
- ④緑茶や菊花茶など、体の熱を冷ます飲み物もおすすめ
【おすすめのツボ4つ】
① 合谷(ごうこく)
手の甲、人差し指と親指の骨が交わるところにあります。
👉 体の「熱」を鎮め、歯や歯茎の痛みに広く使われる万能ツボです。
② 内庭(ないてい)
足の甲、二本目と三本目の指の間にあります。
👉 食べすぎ・飲みすぎでたまった「胃の熱」を冷まし、歯茎の腫れや口臭にも効果的。
③ 太衝(たいしょう)
足の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみにあります。
👉 ストレスでイライラしているときにおすすめ。肝の熱を下げ、腫れや出血を和らげます。
④ 太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。
👉 「腎」を補い、歯や骨を強くして歯茎の弱りを改善します。
【ツボ押しのポイント】
- 気持ちいい程度の強さで、5秒押してゆっくり離す
- 1日1〜2回、左右両方をやってOK
- 強く押しすぎず「じんわり効いてる」くらいがベスト