顎の痛みがとれない【症例】

こんにちは、癒鍼堂治療院院長の辻です。当院で鍼灸を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、顎の痛みが取れないです。
■来院された方:富田林市在住・40代・女性
■主な症状:音が鳴る、口の開閉が痛い
来院までの経緯
数か月前からあごの違和感と痛みが続き、朝起きると口が開けづらいことが多くなった。
歯医者では「顎関節症の疑い」と言われ、マウスピースを使用するも症状はあまり変わらず。
次第に首や肩のこり、頭の重だるさも出てきて、「これは全身から整えた方がいいのかも」と思い、
ネット検索を見て当院へご来院くださいました。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- あごの痛み(口を開けるとズキッ)
- 朝起きると顎がこわばる
- 肩や首のこりも強い
- 歯ぎしりを指摘されたことがある
初回来院時の体の状態
- あごを開けると「カクッ」と音が出る
- 咬筋(噛む筋肉)と側頭部が硬い
- 首〜肩のこり、全身の冷え
- ストレスによる食いしばりが強い傾向
施術経過
■1回目~2回目(1週に1回ペース)
痛みは残るが開閉が少しスムーズに。
3回目~4回目(2週に1回ペース)
朝のこわばりが軽減。
5回目以降(3週に1回ペース)
痛みほぼ消失。肩こりも楽に。その後は月1回のメンテナンスで再発なし。
この方にいただいた感想
朝起きたときのあごのこわばりがなくなって、食事のときも痛みを気にせず噛めるようになりました!
最初は“鍼であごの痛み?”と半信半疑でしたが、肩や首のこりまで軽くなってびっくりしました。
毎回丁寧に体の状態を見てくださるので安心できます。今では月に一度のメンテナンスが楽しみです。
院長から
当院ではこの方のように、原因がよく分からず困って頼って来られる方が多くいます。どの方が来られてもそうですが、まずは詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。
今回のケースは、【1】全身の「気・血・水」の巡りを整える【2】首・肩・顎まわりの筋緊張を緩める【3】自宅でできるツボ押し指導の順番で施術をすすめていきました。
顎の痛みは、ストレスや姿勢の乱れ、食いしばりなど日々の小さな積み重ねから起こることが多いです。
顎だけでなく、首・肩・全身の巡りを整えることで、自然と力みが抜けていきます。
痛みを「我慢」せず、早めにケアすることで体も心もずっと楽になりますよ。
