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手術をすすめられた椎間板ヘルニア・坐骨神経痛の症例

手術をすすめられた椎間板ヘルニア・坐骨神経痛の症例

こんにちは、新大阪整体院長の加藤です。当院で整体を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は坐骨神経痛です。

■来院された方:吹田市在住・41歳・女性
■主な症状:坐骨神経痛・腰部椎間板ヘルニア

来院までの経緯

バレーボール部に所属していた学生時代から腰痛に悩まされていた。ひどくなると足がしびれることもあったが、定期的に接骨院などで電気治療などを受けながらなんとか乗り切っていた。

社会人になってしばらく治まっていた腰の痛みが、デスクワーク中心の部署に異動になったことから再発。それ以来慢性的な腰の痛みが続く。しかし痛みやだるさはあるものの、マッサージを受けたり、少し休んだりすればだいたい回復するので、病院での治療は行っていなかった。

2年前に再び異動になり、仕事上のストレスが増えると同時に腰痛も悪化。腰だけでなくお尻や足の痛み、足のしびれなどが加わったことにより整形外科を受診。病院での診断は腰部椎間板ヘルニアと、それにともなう坐骨神経痛。痛み止めを飲みながら牽引や電気治療を行う。

2年近く整形外科に通うも症状は改善せずに、担当医から椎間板ヘルニアの手術をすすめられる。しかしどうしても手術だけは避けたいと思い、友達からの紹介で新大阪整体に来院。

初回来院時の主な悩み

初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント

  • 腰からお尻、足にかけて痛む。ひどいときはじっとしていられない
  • 同じ姿勢が続くと痛むので仕事(デスクワーク)に支障が出る
  • 手術はしたくない。痛み止めもできれば飲みたくない
  • 症状に波があるが、また痛くなるかもしれないといつも不安

初回来院時の体の状態

  • 腰・お尻(臀部)・ふともも(大腿部)の筋肉がとても硬くなり血の流れが非常に悪くなっている。
  • 痛みを避ける姿勢が癖になり全身のバランスが崩れている。
  • 痛みを無意識に避けるせいか、歩き方も不自然になり余計腰に負担の掛かる歩き方に
  • また痛くなるのはないかという不安を強く持っておられる印象

施術経過

■1回目~3回目

うつ伏せになっても、仰向けになっても痛むとのことなので、横向きの体勢で施術。腰や足だけではなく、背中から頭にかけても筋肉の緊張(硬くなっている状態)があったので、まずは硬くなった筋肉を調整し、血流を良くしていくことを目的に施術。

1回目で体がかなり軽くなったとの感想をいただく。3回目も筋肉の緊張がまだ十分に取れていないため、初回と同じ施術。

4回目~9回目

うつ伏せでも施術が可能になったので、筋肉の調整以外に、体のバランス調整を加えていく。バランスが崩れ、上半身は左に、下半身は右に負担の掛かる姿勢になっていた。これを調整していく。

腰と足の痛みはかなり良くなったが、右のお尻と右足のしびれは残っている。

10回目~21回目

残っているお尻の痛みと右足のしびれを良くする目的で施術。体の状態がかなりよくなってきたので、体のより深い位置にある筋肉の調整を始める。それと同時に脳に間違った信号を送らないように、自然で正しい状態を体に覚えさせる施術も開始。

途中、状態がなかなか変化しない停滞期もあったが、根気よく施術を続けてくださり、21回目で痛みやしびれはかなり良くなる。仕事中も気にならないぐらい調子の良い日も出てくる。

22回目~29回目

最後に残った違和感を良くしていく施術。脳に間違った信号を送らないように、体に覚えさせる施術。この二つを同時に行っていく。

29回目でほぼ症状が気にならなくなり、一旦施術を卒業。現在は月に1回のメンテナンスに通院中。

この方にいただいた感想

先生にお世話になるまで、長年の腰痛に悩まされていました。仕事が座りっぱなしで、特に夕方になると耐えられないぐらいの痛みに襲われていました。病院にいって痛み止めの薬もいただきましたが、薬の量ばかり増えて、いっこうに治る気配がありませんでした。

そしてついに椎間板ヘルニアの手術をすすめらえ、それだは嫌だと、友人を介して新大阪整体さんを紹介してもらいました。

途中、なかなかよくならない時期があり、やっぱり治らないんだと諦めかけたこともありました。そんなときでも先生は私の話をしっかり聴いてくださり、施術もいつも丁寧にしてくださいました。そのおかげで頑張ることができ、今では本当に嘘のように腰の痛みは楽になりました。最後まで諦めずに施術してくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

院長から

新大阪整体 院長 加藤先生2当院ではこの方のように、椎間板ヘルニアと病院で告げられ、最後に整体に頼って来られる方が多くいます。どの方が来られてもそうですが、まずは詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。

今回のケースは、【1】痛みを楽にする。【2】体のバランスを調整する【3】脳に間違った信号を出させないようにするこの順番で施術をすすめていきました。

この方のように長年の体のトラブルの結果、重症化されている場合は、良くなるまでに時間がどうしても掛かってしまいます。逆に急激に変化させようとすると、かなりの確率でその反動が体に悪影響を及ぼすこともあります。そうならないように慎重にすすめました。

少し時間が掛かりましたが、最後まで諦めずに一緒に頑張ってくれて、施術者としてとても嬉しく思っています。