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暑い時期のうつとは?東洋医学からの見方と対策

暑い時期のうつとは?東洋医学からの見方と対策

暑い時期は開放的で楽しいイメージがある一方で、「気分が落ち込む」「やる気が出ない」「眠れない」などの症状を訴える方が少なくありません。
一般的に冬季うつが知られていますが、実はこの時期に発症する方がいます。今回は、この時期のうつの特徴と、東洋医学的なケアについてご紹介します。


暑い時期のうつの特徴

  • ✅不眠(寝つきが悪い、夜中に目が覚める)
  • ✅食欲不振、体重減少
  • ✅イライラ感や不安感
  • ✅倦怠感、集中力低下
  • ✅気分の落ち込み

なぜこの時期に起こるのか?

  • ✅強い日差しによる自律神経の乱れ
  • ✅冷房による冷え、屋内外の温度差
  • ✅睡眠不足(熱帯夜で眠れない)
  • ✅食欲低下による栄養不足

東洋医学からみたこの時期のうつ病

東洋医学では、 「心」 と関係が深い季節とされています。
「心」は血の巡りや精神活動を司るため、暑さで消耗すると 気血のバランスが乱れ、精神的な不調(不眠・不安・抑うつ感) が現れやすくなります。

また、冷たい飲食や冷房で 「脾胃(消化器系)」 が弱ると、気力が低下し、やる気がなくなる傾向も出やすくなります。


東洋医学的セルフケア

①冷房の冷えすぎを避け、軽い汗をかく習慣をつける

  • ②冷たい飲み物ばかりでなく、温かいお茶やスープを取り入れる
  • ③夜は寝る前にぬるめのお風呂でリラックス
  • ④適度に太陽を浴び、朝のリズムを整える

    おすすめツボ

    1. 内関(ないかん)

    • 【場所】手首のしわから指3本分ひじ側に上がったところ、手のひら側の中央。
    • 【効果】自律神経を整え、不安やイライラ、動悸、吐き気にもよい。

    2. 百会(ひゃくえ)

    • 【場所】頭のてっぺん。両耳を結んだ線と、眉間の中心から頭頂に向かう線が交わるところ。
    • 【効果】気分の落ち込み、不眠、頭のぼせ、めまいに。

    3. 足三里(あしさんり)

    • 【場所】膝のお皿の外側のくぼみから、指4本分下にあるスネの外側。
    • 【効果】消化器の働きを整え、体力回復、気力アップ。

    4. 神門(しんもん)

    • 【場所】手首の小指側の横じわ上にあるくぼみ。
    • 【効果】不眠や不安感を鎮め、リラックス効果が高い。

    📌 ポイント:各ツボは 軽く押す or 指で5秒押して離す を数回繰り返すのが効果的です。

      • 強すぎず「気持ちいい」と感じるくらいがベスト。

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