夏に起こりやすい頭痛
🌞 【夏に起こりやすい頭痛の主な原因】
✅熱中症・脱水
- 発汗による水分・ミネラル不足が、頭痛や倦怠感を引き起こします。
- 特に屋外で長時間過ごした後や、冷房の効いた室内との温度差で起こることも。
✅冷房による冷え(冷房病)
- 長時間エアコンにあたっていると、首・肩の筋肉が冷えて血流が悪化。
- 東洋医学では「寒邪(かんじゃ)」が身体に入り、頭痛を起こすと考えられます。
✅気圧の変化(低気圧)
- 台風前や夕立などの急な気圧の低下が、自律神経の乱れを誘発。
- 頭が重い・締め付けられるような「気象病」のような頭痛が出やすくなります。
✅夏のストレス・睡眠不足
- 夏特有の寝苦しさ、不規則な生活によって疲労が蓄積。
- 自律神経が乱れ、片頭痛や緊張型頭痛の原因に。
💡 【アドバイス】
①こまめな水分補給(経口補水液や塩分入りの飲料を活用)- ②エアコンの冷やしすぎ注意(28℃前後を目安に)
- ③ぬるめの入浴で血流促進
- ④十分な睡眠と規則正しい生活
-
🌿 【夏の頭痛におすすめのツボ4選】
① 風池(ふうち)
場所: 首の後ろ、髪の生え際。耳の後ろのくぼみから内側に指1本分ほど。
効果: 頭痛・めまい・目の疲れに。特に冷房や風邪(ふうじゃ)による頭痛に◎
押し方: 両手の親指でぐっと押し上げるように。5秒×3セット。
② 百会(ひゃくえ)
場所: 頭のてっぺん。左右の耳の一番高いところを結んだ線と、眉間の中央から上がった線の交点。
効果: 自律神経の調整、ストレス緩和、のぼせやぼんやり感に。
押し方: 中指で優しく5~10秒ずつ押す。
③ 太陽(たいよう)
場所: こめかみの少し後ろ、目尻と眉尻の中間あたりのくぼみ。
効果: 片頭痛、目の疲れ、精神的な緊張からくる頭痛に◎
押し方: 人差し指または中指でやさしく円を描くようにマッサージ。
④ 合谷(ごうこく)
場所: 手の甲、親指と人差し指の骨が交差する部分のくぼみ。
効果: 全身の気の流れを整える万能ツボ。特に緊張性頭痛・肩こりに有効。
押し方: 反対の親指で少し強めに5秒間押す。左右両方で。