春に起こりやすい / 疲労感・倦怠感
春は気温や環境の変化が大きく、体も心も疲れやすい季節です。
【西洋医学の視点から】
季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、疲れやすさや睡眠の質の低下、頭がぼんやりする「春バテ」の原因になります。特に寒暖差や新生活によるストレスが影響します。
【簡単セルフケア】
①規則正しい生活で自律神経をサポート
②春の不調は「季節の変化に体が適応しているサイン」。無理をせず、ゆったりと過ごすことが大切です。
【東洋医学の視点から】
春は「肝(かん)」の働きが高まる季節。肝は気や血の巡りを整える役割がありますが、ストレスや寒暖差の影響でバランスが崩れると、疲労感や倦怠感が出やすくなります。
こんな症状ありませんか?
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✅体がだるくて重い
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✅朝から疲れている
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✅イライラしやすい
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✅集中力が続かない
【東洋医学的セルフケア】
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①柑橘類やしそ、春菊など香りのよい食材で気の巡りをサポート
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②軽い運動やストレッチでリフレッシュ
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③夜はしっかり休む、早寝早起きを意識
春の疲れは「肝」のサインかもしれません。無理せず、体と心をいたわる時間を大切にしましょう。

【春の疲れに効く!おすすめのツボ4選】
① 太衝(たいしょう)
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場所:足の甲、親指と人差し指の骨の間を足首に向かってたどり、指が止まるくぼみ
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効果:気の巡りを整え、イライラやストレスからくる倦怠感に
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ポイント:春に乱れやすい「肝」の調整に最適なツボ
② 足三里(あしさんり)
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場所:膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下
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効果:全身の疲労回復、胃腸の働きのサポート
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ポイント:「万能のツボ」とも言われ、季節の変わり目の体調管理におすすめ
③ 百会(ひゃくえ)
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場所:頭のてっぺん、左右の耳の穴の延長線と頭の中心が交わるところ
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効果:自律神経を整え、気分の落ち込み・頭の重さに
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ポイント:気持ちが晴れない春の「ぼんやり感」にぴったり
④ 内関(ないかん)
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場所:手首の内側、手首のしわから指3本分ひじ寄りのところ(2本の腱の間)
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効果:心を落ち着け、胃の不快感や乗り物酔いにも
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ポイント:春のストレス性の不調や自律神経の乱れに
ツボの押し方のコツ
1日1〜2回、ゆっくり息を吐きながら3〜5秒かけて押し、ゆっくり離します。強く押しすぎず、「心地よい」と感じる強さでOKです。