夏の時期のむくみ
🔍【夏のむくみの原因】
✅冷房による「冷え」
室内の冷房が効きすぎると、足元やお腹が冷えて血行が悪くなり、体内の水分代謝が滞ります。
✅水分の摂りすぎ
暑さで水分補給が増える一方、排出(汗・尿)がうまくいかないと、体に余分な水がたまりやすくなります。
✅自律神経の乱れ
寒暖差や冷たい飲食物の影響で自律神経が乱れ、体の水分調節機能が低下します。
✅胃腸機能の低下(東洋医学的視点)
東洋医学では「脾(ひ)」の働きが弱まると水分代謝が悪くなるとされます。夏の冷たい食べ物や飲み物は「脾」を冷やし、むくみを引き起こしやすくなります。
【夏のむくみ対策】
①足湯や温灸で「温める」
冷房で冷えた体を温めて血流改善を図ります。特に足首やお腹を温めると効果的です。
②冷たいものを控える
氷入りの飲み物や冷たいスイーツはなるべく控え、常温か温かいものを選びましょう。
③軽い運動・ストレッチ
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、下半身にたまった水分を心臓に戻しやすくなります。
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🌿【夏のむくみに効くおすすめツボ4選】① 陰陵泉(いんりょうせん)
場所:膝の内側、脛骨(すねの骨)の内側をたどっていき、骨が終わるくぼみ
効果:水分代謝を促進し、むくみ全般に効果的
② 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしの上、指4本分のところで骨の後ろ側
効果:冷え・むくみ・ホルモンバランスの乱れに◎ 女性に特におすすめ
③ 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下
効果:胃腸機能を高め、余分な水分を排出。夏バテ対策にも
④ 太渓(たいけい)
場所:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
効果:腎を補い、体内の水分調整をサポート。冷えによるむくみにも効果的
🎯【セルフケアのコツ】
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お風呂上がりや寝る前に、5〜10秒ゆっくり押すのを3回ほど繰り返すと効果的です
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指の腹を使って「少し痛気持ちいい」程度の強さで刺激しましょう
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