何だかしんどい。もしかして夏風邪?【症例】
こんにちは、癒鍼堂治療院院長の辻です。当院で鍼灸を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は『何だかしんどい。夏風邪?』です。
■来院された方:大阪市在住・20代・女性
■主な症状:微熱とだるさが続く
来院までの経緯
仕事の忙しさとエアコンの効いた環境で体調を崩し、市販薬を服用していたが改善せず。
「夏風邪のような症状が長引いている」「体力が回復しない」と感じ、体質から整えたいと来院。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- 2週間ほど続く微熱とだるさ
- 喉のイガイガ感
- 食欲不振と胃の重だるさ
- 寝ても疲れがとれない
初回来院時の体の状態
- みぞおちのつかえ感あり
- 全身の倦怠感
- 足の冷えあり、ややむくみあり
- 白っぽい苔
施術経過
■1回目
湿を取り除き、主に胃腸機能の回復と自律神経の安定を目的に施術開始。
施術後は「お腹が軽くなった感じ」とのこと。
2回目(3日後)
前回の後「よく眠れた」との声あり。
夕方の靴のきつさが軽減。胃の調子も改善傾向。
3回目回目(1週間後)
微熱・のどの違和感がほぼ消失、全体的な体力回復を実感。
施術中も脈がしっかりし、舌のむくみも改善。
今後は体質改善と再発予防のため、月1〜2回の定期メンテナンスへ。
この方にいただいた感想
夏に風邪をひいてからずっと体が重くて、微熱やだるさが抜けない状態が続いていました。
市販薬を飲んでもよくならず、不安な気持ちでこちらに来ましたが、1回目の施術から体がポカポカして、夜もぐっすり眠れたのを覚えています。回を重ねるごとに少しずつ元気が戻ってきて、「あ、私ちゃんと回復してるんだ」と感じられました。
鍼灸って本当に体の中から整えてくれるんだなと実感しています。今は元気に仕事ができていて、また不調になりそうなときは早めにお願いしようと思っています。ありがとうございました!
院長から
当院ではこの方のように、原因がよく分からず困って頼って来られる方が多くいます。どの方が来られてもそうですが、まずは詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。
今回のケースは、【1】湿を取り除く【2】吸い玉で背中の熱感を除去【3】自律神経の調整【4】胃腸の調整の順番で施術をすすめていきました。
夏風邪は、東洋医学では「冷え」と「湿気」が体にたまり、胃腸(脾胃)の働きが弱ることで起こると考えられています。
ただ症状を抑えるだけでなく、体質そのものを整えることで、夏に負けないカラダづくりができます。
「なんとなくだるい」「微熱が続く」そんな時は、がまんせず、早めにご相談くださいね。
東洋医学の施術で、あなた本来の回復力を取り戻すお手伝いをします。