クーラーが快適でも、体はSOSを出している
クーラー病(冷房病)とは?
冷房による冷え・自律神経の乱れで起こる不調の総称です。屋内外の温度差や風に長時間さらされることで、体温調節がうまく働かず症状が出ます。
【主な症状】
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✅だるさ、頭痛、めまい、肩こり・腰痛
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✅手足の冷え、むくみ、食欲低下、腹痛・下痢
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✅眠りが浅い、月経痛や月経不順の悪化
【起こりやすい状況】
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✅室温が低すぎる(目安:外気との差が7℃以上)
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✅直接風に当たる席・寝室での強風
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✅長時間の座り仕事、薄着、冷たい飲食の摂り過ぎ
【予防とセルフケア】
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①外気との差は5〜7℃以内、26〜28℃を目安に。風量は弱め・首振りで直風を避ける。
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②カーディガン、ひざ掛け、レッグウォーマーで首・お腹・足首を冷やさない。
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③ぬるめの入浴(38〜40℃で10〜15分)、足湯、湯船後のドライヤーで首すじ・仙骨を温める。
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④温かい汁物や生姜・ねぎ等をプラス。冷たい飲料・氷菓の摂り過ぎは控える。
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⑤ふくらはぎを使うこまめな歩行・屈伸で血流を促す。
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⑥就寝1時間前にタイマー冷房+送風で寝入りを助け、深夜は切る。
【東洋医学からみたクーラー病】
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冷気による「寒邪」が入り、体を温め動かす「陽気」が不足(陽虚)すると、血の巡りが滞り(瘀血)や水分偏在(水滞)が起きやすいと考えます。
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目標は温める・巡らせる・余分な水をさばくこと。
🌿 【クーラー病対策におすすめのツボ4選】
① 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしから指4本分上、スネの骨の後ろ側
効果:全身の冷え、むくみ、生理痛、内臓機能の調整
女性の体調ケアに欠かせないツボ。下半身の血流を促し、内臓の働きをサポートします。
② 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の外下から指4本分下、スネの外側
効果:胃腸虚弱、全身倦怠、足の冷えやだるさ
疲れやすい方の“元気のツボ”。夏バテや食欲不振、足の冷えが気になる方におすすめです。
③ 関元(かんげん)
場所:おへそから指4本分下
効果:お腹の冷え、生理不順、体力回復
「元気の関所」とも呼ばれるツボで、冷えきったお腹を温め、全身に活力を巡らせます。
④ 風池(ふうち)
場所:後頭部のくぼみ、首筋と頭蓋骨の境目あたり
効果:頭痛、めまい、肩こり、自律神経の調整
冷房で首を冷やしすぎたときに最適。自律神経のバランスを整えて、頭の重さや不調を軽減します。
🌱【セルフケアのポイント】
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各ツボを3〜5秒ほど優しく押す、またはお灸やドライヤーで温めると効果的。
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「気持ちいい」と感じる強さで十分です。毎日のルーティンに取り入れてみてください。
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